返済期間について
完済時80歳まで
住宅資金は多額なので、多くの取扱金融機関が返済期間を最長35年に設定していますが、一方で、完済時の年齢制限もしています。民間住宅ローンでは、完済時満70歳未満とか満76歳未満などと定めています。
これに関してフラット35は全国一律で返済期間を15年以上35年以内か完済時80歳までの最長返済期間のいずれか短い方としています。
ただ、収入合算で利用する場合は、申込人と連帯債務者のうち年齢が高い人を基準に返済期間を定めます。また、親子リレー返済では、申込本人ではなく子の年齢を基準に計算するので、長期に借りられるという利点があります。
また、借地に住宅を建てる場合などには、その権利が維持される期間内と制約を受ける場合もあります。
1年でも返済期間を短く
借入金1000万円、金利3%で15年返済から35年返済の5年ごとの数字を見ると、返済期間が長期になるほど毎月返済額は少なくなりますが、総返済額は長期になるほど増加し、30年返済と35年返済では、102万円の違いがあります。
どちらに重点を置くかですが、なるべく住宅ローンは1年でも返済期間を短くして、早く返したほうがいいと思われます。
完済時の年齢の上限は、会社の定年退職時の年齢に設定するのがよいといえます。退職金をあてることなく完済できればなお良いでしょう。
また、返済期間は1年単位で考え、長期で借りるにしてもフラット35は繰上(内入れ)返済や条件変更の手数料が無料なので、資金に余裕があれば返済中に内入れし、返済期間を短縮して総返済額を減らすのが、うまい返済方法と言えるでしょう。
