いくらまで借りられるか
物件購入価格の80%以内
フラット35の融資額は、全国一律8000万円が上限で、物件購入価格の80%以内となっています。収入基準は公庫融資が毎月返済額の5倍以上の月収が必要なのに対して、フラット35は毎月4倍以上の月収があればよく、公庫より多く借りることができます。
金利は、公庫が全国一律なのに対して、フラット35は各金融機関が独自に設定して毎月発表しています。
公庫が申込書提出時の金利を採用するのと異なり、フラット35は融資実行時の金利が採用されるため、申込時点では金利が不確定のため最高いくらまで借りられるかの正確な計算はできません。
融資率20%前後で計算
いくら借りられるかの目安を立てるためには、少しシミュレーションする必要があります。例えば金利を2.5%と3%とし、年収と総返済負担率、返済期間別に借入金の上限を算出してみましょう。
年収600万円の方が総返済負担率25%(毎月4倍以上の月収ぎりぎり)で借りる場合、毎月12万5000円の返済となり、金利3%で35年返済なら3240万円が融資の上限、2.5%ならば3490万円が融資額の上限となります。
もし、ほかからの借入金がある場合、毎月返済額は17万5000円が限度となります。
また、毎月返済額から見る場合は、総返済負担率の最高(25%)を軸に、金利と返済期間から必要となる年収を知ることもできます。
あと、申込時の金利で借入可能額を算出しても、融資実行時の金利が上昇していればその融資額で借りられない場合もあるので、融資率20%前後で計算すると、無理のない返済の目安となります。
